どんな犬でも引っ張り癖はあるものですが、小型犬ならばまだしも大型犬ともなれば散歩も一苦労です。しっかりとしつけをして、引っ張り癖が付かないようにしておくことは楽しく犬と暮らす秘訣です。しかし、大型犬といっても赤ちゃんの時期は何ともかわいらしく、中々厳しくしつけがしにくいものですが、実はこの時期が一番大切なのです。大型犬の成長はとても早く、1年も経てば仔犬だったころが懐かしいくらいに成長してしまうのですが、中身はまだまだ子供です。もし、1年過ぎていても中身は子どもですから早めに引っ張り癖が治るよう練習していきましょう。ポイントは楽しくルールを身に着けさせることです。
コミュニケーションを取る為のリード選び
そのためにまず大切なアイテムはリードです。リードは正しく使うことで有効な練習用アイテムになります。リードはただ犬が逃げないようにつないでいる紐ではなく、犬の安全を確保するためであったり、飼い主の指示を受け取り主従関係を気づくための重要なツールです。リードを正しく使うことで飼い主とのコミュニケーションがしっかりとることが出来ます。特に大型犬ともなればリードは太く頑丈なものになってしまうので、仔犬の頃から飼い主もしっかりと慣れておきましょう。少したるみを持たせ、リードを引っ張っていつでも指示が出せるような状態にしておきましょう。最初の頃は長さを変えることが出来るタイプのリードを使用しても良いでしょう。
音の鳴る玩具でアイコンタクトを取り、おやつで褒める♪
そして次は音が鳴るおもちゃやおやつです。実は、引っ張り癖を治すには犬は飼い主よりも前に出ない、常に横にいる状態を作っておくということです。飼い主の横にいることで、意識を飼い主に向けさせることが可能となり、犬は飼い主に目を合わせてきます。これが出来るような状態になっていればお互いのコミュニケーションがしっかりとれる状況となりますので、いきなり引っ張り制御不能になる、ということもなくなります。おもちゃやエサ、おやつを使って飼い主の横をついて歩くと良いことがあると教えて慣らしていきましょう。音が鳴るおもちゃがお勧めの理由としては、音が鳴ることですぐに犬の注意を飼い主に向けることが出来ます。またおやつは飼い主の指示をきちんと聞けたときにだけあげる、という方法をとれば犬にとっても指示を聞けばいいことがあると楽しくルールを覚えてくれます。
この様に、普段使っているものを練習用アイテムとして活用することが出来ます。練習用アイテムは身近にあるものを利用し、出来るだけ早い段階で引っ張り癖が治り、楽しい散歩や生活が送れるようになりましょう。
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