大型犬は小型犬や中型犬にはない魅力がたくさんあります。元気よく走りまわる姿は見ているだけで気持ちが良いですし、なついてくれれば可愛さも倍増です。しかし、力が強いだけに困った問題も出てきます。例えばおもちゃを頻繁に壊してしまうことなどは、多くの飼い主が経験する課題です。
大前提!人間の言葉は理解できないよ
大切なおもちゃを大型犬が壊してしまうと悲しいですし、つい感情的に大きな声で叱ってしまいがちです。しかし、残念ながらそれだけでは気持ちは伝わりません。犬が人間の言葉を理解できる程度は、人の子で言うとおおむね2歳半程度と言われています。会話の内容は細かく理解できず、大きな声を出されても反省も後悔もありません。
私たちと同じように褒められる嬉しい★だから褒めて伸ばす!
ダメと行ってもストレスになって嫌われるだけです。その代わりに愛犬には、して欲しいことを教えてできればすぐに褒めてあげると良いです。おもちゃを大切に扱ったり咥えて飼い主のところに持ってきたりするだけで褒められれば、得意になってもっと褒められようとがんばります。おもちゃを壊すという困った行為は減少して、ダメと言わなくても良いコになります。楽しく学べるため、犬のストレスも減少できます。
壊そうとしてる時の対応
おもちゃを乱暴に扱っているときに犬を呼び、来たことに対して褒めてあげるのも良いです。そばに行くたびに褒められるので、このままそれを続けようという気になります。正解の行動を楽しく教えて、たくさん良いコと褒めるか、おもちゃを壊す行為をしにくい環境を作ることが大切です。
時間が経ってから怒るのは無意味。。。
正しいことを大型犬に教えてあげるには、まずタイミングが大事です。良いことや悪いことを伝えるのに時間が経ってからやってはあまり意味がありません。その時のことしか覚えていないため、何かがあったらすぐにその場で伝えれば理解力が高まります。
一環した姿勢も示してあげると良いです。犬に対する接し方にルールを決めて、それをいつも同じように繰り返すことで服従心が生まれます。コミュニケーションもスムーズになり、お互いにとってメリットが大きいです。
家族間の統一も大事
伝える加減にも意識を向けると良いです。人間にもそれぞれ性格があるように、犬にも一頭一頭肉体的にも精神的にも違いがあります。どの程度伝えれば良いのかは、犬のリアクションを見ながら加減をしなければいけません。家庭内でルールを決めて、それを犬も含めてみんなで守ることも大切です。基本的には楽しくやりながらも、犬がやることを全て受け入れるのではなく、ときには毅然とした態度で接する厳しさも必要です。可愛がることと甘やかすことは紙一重なので、愛犬のために心を鬼にすることも求められます。
コメント