肌を保護するため、寒さ対策などの理由で、大型犬に服を着せたいと思う人も多いことでしょう。しかし大型犬に限らず、犬の服を購入する際には、測っておきたい項目があります。しっかりと測らずに服を購入してしまうと、全くサイズが合わずに着せることができなかった、犬にとって着心地が悪いなどのようなことに陥ってしまいます。このようなことにならないようにするためにも、大型犬の服を購入する前には、しっかりとサイズを測ることが対策です。
測るタイミングと部位など
まずサイズを測るときには、犬が落ち着いている時を選ぶようにしましょう。万が一犬の機嫌が悪かったり落ち着かないなどして暴れている状態では、測り方としては適していないでしょう。必ず機嫌が良いかどうかを確認し、しっかりと立たせてサイズを測ります。サイズを測る場所は、首輪のあたりを一周した首回り、脇の下から胴回りにかけて一周した胸囲、首回りを測った喉側の首からおなかの下までの前着丈、背中側の付け根から尻尾の付け根までの後ろ着丈の四つです。この4カ所のサイズをしっかりとはかれば、犬の服のサイズがわかるでしょう。測り方を間違えると着せることができなくなってしまいます。
ゆとりをもって計測しましょう
サイズの測り方のコツとしては、やや余裕を持って測ると良いでしょう。あまりにもぴったりとしてしまうと犬が苦しくなったり動きにくくなってしまいます。ゆとりを持ちサイズを測ることが大切です。体を測る際にメジャーを使うのは難しいため、適当な長さのひもを用意してそのひもで測り、そのあとにサイズを測り直しましょう。
被毛は押しつぶさないように注意!!そして参考体重だけで買うのもNG!
測る際の注意点としては、人数に余裕がある場合には二人以上で測ることが望ましいといえます。できることならば同じ箇所は3回程度かかって、その平均値を出すとよいでしょう。被毛が長い種類の犬の場合には、被毛をつぶさないように注意しましょう。被毛を押しつぶして測ってしまうと、洋服を着せた時にも被毛をつぶすことになってしまいます。最後に服のサイズ表を見てどのサイズにするかを選ぶことになりますが、この時にあまりにも相違があるようであれば、サイズをメモして店員などに相談することが大切です。中にはしっかりとサイズを測らずに、表に書いてある体重を参考にして購入する人もいます。しかし体重が同じ犬でも体のつくりなどは全く異なるので、体重を参考にして購入すると失敗する可能性が高まります。このようなことにならないためにも、きちんと測って購入することが、飼い主にとっても犬にとってもよいことと言えるでしょう。
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